明るい方向

March 23, 2017

永遠たる幸福は、母の元にあると信じていた。愛の対象は、母と弟しかいなかったから。
しかし母はいっとう先に、自分を生かす方法を知った。
生きる喜びを知った。その対象は僕ではない。
僕を愛することをやめたりしないが、新しい喜びを成就させたいと試行錯誤することもやめない。
我慢強さは身に着けている。華やかさは天性のものだ。
ほかに何が必要だろうか。人を大事にしながらも、ビジネスのしたたかさももつ。
愛は表面的なものではないと知っている。嫌というほど泣いてきた。人に尽くすことが自分をこわすことなど、とうの昔に知っている。
愛は気まぐれだ。あちらに行ったかと思うとこちらへ寄ってくる。愛をもちながら許しを知る。
母の成長に羨ましさを感じつつも、後押しをした。けれどそれは本望ではない。
僕は光になる。断固として、なる。
母は言う。「クリアな心でリーディングに臨め」と。「自分の心を映してはならぬ」と。
確かにそうだ。けれど、僕という人間が無になりえた時、僕の存在もまた意味がないのではないだろうか。
私はそうはなりたくない。人を愛する心だけは残したい。愛の心でさえいれば、神の心もまた知りえるだろうし、人々の心も知りえるだろう。
私は、無の人間になりたいのではなく、愛の人となりえたい。
愛、それは日々の中で幸せと思える数を数えるのではなく、幸せそのものの中で息絶えたい。

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