筆談の詩人、神原康弥
今日は強い日差しの中を、母と、スタッフの忍ちゃんと散歩した。 代わり映えしない上水緑道は風に吹かれて大きく揺れていた。 起きることに意味のないことなど、ない。 木の葉の揺れる音は、宇宙根源からのメッセージ。 そして、意識情報体。 この二種類が混じり、重なり、 大きな意味を持つメッセージとなる。
風は言った。
おめでとう。 よくここまで来た。 小さいころからあなたを見てきた。 よくやった。
ちらちらと輝く日の光は言った。 あなたを愛している。 あなたのすべてを愛する。 今までも、これからも。
すべてのエネルギーが喜びに満ちていた。 このエネルギーに、子供のころから何度も救われてきた。 涙を流した日もあった。 苦しく悲しく素直に受け入れられないメッセージもあった。 この土地で、このエネルギーで僕は育った。
けれど、僕はこの土地を離れたいと思っている。 僕は今、大きく成長し、変化していきたいと思っている。
